【要確認】UiPathのライセンス形態が変更!今後の運用形態はどうする?

2021年4月からUiPathのライセンス形態に大きな変化がありました。これまで活用されていたライセンス形態の一部が廃止となっているため、ユーザーの方は自社のライセンス形態に影響がないかどうか、確認が必要となります。

では、具体的にどのような変更点があるのか?特に影響が大きいユーザーの利用形態とはどのようなものなのか?解説していきます。

UiPathのライセンスの種類はどのようなものがある?

UiPathでは、「ネームドユーザー」と呼ばれる利用者を限定した利用ライセンス(ここで言う利用者とは、Windowsのログインユーザーではなく、物理的な人を指しています)と「コンカレントユーザー」と呼ばれる利用者を限定せずに同時に利用する人数を限定するライセンスの2種類を提供しております。

具体例には、

というふうに分類できます。

尚、「コンカレントユーザー」ライセンスを導入する上では、全体を統括管理するためのOrchestratorの導入が必須となります。

UiPathでは、RPAの実行環境として、利用者のパソコンにRPAの実行環境を導入し、利用者の動作指示によりRPAを動作させる手動実行型のロボット実行環境のAttendedRobot(AR)とサーバー機器などにRPAの実行環境を導入し、時刻やシステムイベントなどでRPAを自動実行させるロボット実行環境のUnattendedRobot(UR)の2種類があります。

ARは利用者のパソコンに導入する専用のRPA環境となりために、一般的には利用者の勤務時間に合わせた時間帯のみの稼働となりますが、URは時刻やシステムイベントなどで実行するため24時間×365日の稼働となります。

また、UnattendedRobot(UR)でのRPA実行は、時刻やシステムイベントなど以外にも利用者の動作指示にて実行させることも可能ですが、管理機能であるOrchestratorを利用して指示を出さなければいけないため、一般的にはハードルが高い運用となります。

さらに、AttendedRobot(AR)のライセンスは、利用者単位にRPAの実行環境を導入するために前述のネームドユーザー/コンカレントユーザーの2種類が準備されておりますが、UnattendedRobot(UR)のライセンスは、サーバー機器などにRPAの実行環境を導入するために利用者に依存せず、同時に実行できる数に依存したライセンス(コンカレントランタイム)となっております。

ライセンス形態が改定前に比べ、どのように変わったのか?

ライセンス形態が改定前に比べ、どのように変わったのか?

UiPathでは、2021年4月以降の購入分から、全て新ライセンスモデルによる購入となり、ARに対しての「コンカレントユーザー」ライセンスが廃止され、「ネームドユーザー」ライセンスのみのご提供に変更されました。
つまり、同時接続ライセンスという形態がなくなり、これからはライセンスは1ユーザーにつき1つという形で、人にライセンスが紐づく形態のみの提供となります。

例えば、従来コールセンター等で3勤体制で1勤辺り100名のオペレータ従事していて、業務的に同時には10名しか利用しない場合には、従来ライセンスモデルでは、AR「コンカレントユーザー」10ライセンスをご利用いただければ対応できていましたが、新ライセンスモデルでは、100名×3勤の300名分のAR「ネームドユーザー」ライセンスの利用が必要となります。

よって、コンカレントユーザーで同時接続をしている場合、下記のようにライセンスを追加購入/またはライセンス形態を見直す必要がでてきます。

ライセンスの改定の影響が大きいのは、どのようなユーザーなのか?

一般的な業務では、ここまで極端ではないにしろ、ARを利用する上では同時利用数ではなく、利用人数分のライセンスの利用が必要となります。

そのために、多くの利用者にてAR環境をご利用のお客様では、大きな影響が考えられます。

今後の運用はどのようにするべき?

今後の運用はどのようにするべき?

前述の通り、ARは利用者数に依存した数のライセンスが必要となるため、ARをURに集約することにより、ライセンスの効率的な利用が可能となります。

但し、ARをURに集約するためには、シナリオの作成方法によってはARで稼働するシナリオをURで動作させるために若干の手直しが必要になることと、利用者からURに対して動作指示を簡単に行うための仕組みの導入が必要となります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

現状のライセンス形態によっては、既存より多くのライセンスが追加で必要となり、コストがかかるため、利用形態の見直しが必要な方もいらっしゃると思います。そこで、SPSがARをURに集約して、ライセンスの効率的に利用する方法を皆様にお教えいたします。現状の利用形態を見直したいと考えている方は、是非、以下のホワイトペーパーをダウンロードしてみてください。