RPAの導入率と浸透率

RPAは非常に便利で、働き方改革が叫ばれている現代において、生産性の向上に有用な効果をもたらしてくれるツールです。そのため、活用する企業が増えています。
しかし、実際にどれほどの企業で導入されているのでしょうか?
この記事では、その指標となる導入率と、新たな指標である浸透率にフォーカスを当てて紹介していきます。導入を検討する際の参考にしてみてください。

企業におけるRPAの導入率

最近、企業の間でRPAが話題に上がることが多くなっています。多くの企業が生産性の向上や人不足の解消を期待できるRPAに注目しているためです。実際に導入し運用している企業も珍しくありません。
ここでは、そのことを示す「導入率」について紹介します。

導入率とは

国内企業のうち、どれくらいの企業がRPAを導入しているか示した指標です。これを確認することで、RPAが導入されている企業の規模や業種の傾向も確認することができます。

全体と大企業の数値

国内の企業全体において導入されている割合は、2019年11月時点で38%でした。2018年6月の割合が22%だったことと比較すると、ここ2年足らずのうちに急激に導入する企業が増えてきていることが分かります。
また、企業規模別では、大企業が51%、中小企業が25%となっており、大企業の方が導入は進んでいます。

業種別の数値

金融業の導入割合は59%で、全業種の中で最も高い数値でした。しかし、金融業だけでなく医療福祉や流通、学校でも大きく導入率が伸びています。

RPAの導入率から見る浸透率について

導入率から見る浸透率

ここでは、「浸透率」という新しい指標について触れます。RPAの導入具合を確認するのに重要な指標になるので、チェックしておいてください。

浸透率とは

浸透率はRPAを導入した企業で、実際にどのくらい使われているかを示した指標です。該当企業の部門数や従業員数、PC台数などを参考にして、どれほどの割合でツールが活用されているかを導き出します。

導入率は導入の広さを表したもので、浸透率は導入の深さを表したものだと捉えると分かりやすくなるでしょう。

導入率よりも浸透率に注目

導入率では、試しに導入してみた企業なども内包されているため、現状を正確に捉えるためには浸透率を見るのが大切です。浸透率で検証することで、該当企業がどの程度ツールを展開しているかを正確に把握することができます。

大企業で最も浸透率が高いのはUipath社のRPAツール

大企業のツール別浸透率は、Uipath社が17社の中で最も高く、45%という数値でした。運用管理体制やサポートなどが評価され、浸透率が高くなっています。

RPAツールを複数利用している企業も多い

ツールを複数使用している企業は、47%と導入企業の約半分に達しました。背景には、RPAの本格導入に向けて、テストや比較・検討の時期に入っている企業が多いことも挙げられます。

また、比較検討は終わっていても、使い分けやリスク分散を理由に複数のツールを使い分けている企業もたくさん存在していて、使い分けを継続する予定の企業も少なくありません。

RPAの導入率及び浸透率向上のポイントは?

導入率及び浸透率向上のポイント

RPAの導入に多くの企業は前向きな姿勢を見せています。実際に導入企業に向けたアンケートでは、導入の取り止めを検討している企業は2%しかありませんでした。このことからも、企業のプロセス自動化へのニーズは高まっていて、RPAの導入は一層進んできていることが見受けられます。
では、導入や浸透に対する課題は何があるのでしょうか?

人材の不足を筆頭に、予算やコスト、組織間の連携や業務プロセスなど、注目しておくべき点がいくつかあります。

導入企業を増やす最大のポイントは、人材の育成

企業がRPAの導入をする際に課題となるのは、ツールを使いこなせる人材が少ないことです。ツールを使いこなせる人材が必要な理由は二つあります。

一つは、自動でプロセスを遂行してくれるRPAは非常に便利な反面、間違った設定をしてしまうと間違ったプロセスを遂行し続けてしまうためです。このようなトラブルを避けるためには、ツールを使いこなせる人材が必要不可欠になります。

もう一つは、ツールの高度化や適用する範囲の拡大が期待されているためです。そのため、ツールについて深く理解している人材が必要となります。

この二つの理由をうまくクリアすれば、適切に導入が進み、業務の効率化を図ることができます。したがって、企業での導入を促すためには人材育成が最大のポイントです。

最後に

前述したとおり、直近2年間でRPAの導入率と浸透率が飛躍的に向上しています。人間が行っていた作業をロボットで代替する流れは今後も続いていくため、RPA導入社数と浸透率は増加し続けると見込まれます。

これから導入を検討する企業は、すでに導入している企業の割合やその浸透率を参考に、RPAの導入を検討するのがおすすめです。

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