RPA業界をリードするUiPathプラットフォーム

今日の企業では、従業員の働き方の改革への対応や、企業全体のオペレーション改善によるコスト削減は急務の課題となっています。そのためにも、企業全体でエンドツーエンドの自動化ソリューションを導入し、ビジネス構造を一気に変革することが必要です。
当記事では、RPA業界をリードするUiPathプラットフォームの概要とそれぞれできることについてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

UiPathプラットフォームのRPAについて

企業の業務プロセスの自動化は、スピードが速い現代のビジネス環境において必須の課題であり、UiPathプラットフォームの導入は有力な解決策となります。ツールをうまく組み合わせることで、事業部内の効率化はもちろん、RPAの全社展開も可能です。
ツールにはそれぞれ発見・開発・管理・実行・協働・効果測定という6段階のフェーズに分けられています。

発見

まずは従業員の経験や能力を使い、自動化すべき領域を発見するところからスタートです。業務上の課題の洗い出しに、業務に精通した従業員が加わることが不可欠です。

開発

シンプルなものから高度なものまで、自動化するロボットを構築し活用します。エンジニアでなくても複雑なコードを組むことなく業務の自動化が達成できます。非エンジニアでも熟練のエンジニアでも、このプロセスに主体的に参加できることがUiPath社のツールのポイントです。

管理

自動化した範囲は社内全体で運用管理し、最適化を進めることが大切です。全社展開する場合には、事業部がそれぞれ独自のルールで進めるのではなく、ルール等は会社として統一して進めることが重要です。
どのようなロボットがあるのか、どのように稼働しているのか、きちんと管理運用することが重要です。
UiPath社のツールでは、実際に自動化を導入する前に、テストするプログラムも用意されています。

実行

人間の指示で動くロボットもあれば、必要な時だけ人間がチェックし、バックグラウンドで人間が関与せずに動作するロボットもあります。業務の内容に応じ両方を効果的に活用することで、業務の効率が向上します。

協働

従業員はロボットと協働してプロセスを最適化する必要があります。ロボットが例外処理や、人間にエスカレーションをもたらしたら、人間とロボットがやり取りしてタスクを処理するのです。処理に使うロボットを動かすかストップさせるかの判断にも人間が関与し、人間とロボットがひとつのチームとして協働することが、業務の効率化に大きな成果をもたらします。

効果測定

ロボットごとのパフォーマンスや、自動化による全体のROI分析など、RPA導入の効果をリアルタイムでチェックし、さらに課題がどこに残っているかを確認できます。

UiPath社のRPAでできることとは

UiPath社のRPAでできること

UiPath社のRPAを導入することによって得られる効果にはどのようなものがあるのでしょうか。

時間と労力の節約

人員を割いていた顧客からの問い合わせ、情報登録、支払いといった一連の作業を連動させ、人手で行っていた入力・確認作業を自動化することで、作業工数が大幅に削減できます。従来の定型作業から顧客対応や新たなビジネス創出といったより付加価値の高い領域に貴重な従業員を集中させられるため、企業のさらなる成長の足がかりとなります。

コンプライアンスの強化

UiPathの信頼性は第三者機関から保証されており、導入した企業にとってコンプライアンスの強化につながります。コンプライアンスは企業経営にとって欠かせない重要なテーマであり、このようなプログラムにも高度な透明性と情報管理の秘匿性・厳格性が必須なのです。

カスタマーエクスペリエンスを向上

全社的に導入することで、顧客からの問い合わせへの対応も手厚くできます。また、あらゆる情報が連動して処理されまるため、他部門に聞かなければ分からないというケースが減り、より迅速に顧客の要望に応えられるようになります。

RPAとAIで実現する働き方改革

RPAとAIで実現する働き方改革

UiPath社のRPAは、様々な外部ツールと連携することでより真価を発揮します。例えば、AIを組み合わせて活用することも可能です。企業の働き方改革がどのように実現するのか、具体的な事例をもとにその効果をみていきましょう。

SAP S/4HANAの移行と運用

世界中の多くの企業で利用されている業務管理ERP(Enterprise Resource Planning)システムにSAP ERPがあります。しかしこれを提供するSAP社では、2027年度にサポートを終了することを発表しており、新たなシステムSAP S/4HANAへどのように移行するか、という大きな課題が生まれています。

基幹システムの大規模改修は、全社の業務プロセスを根底から見直し、経営資源である「人・金・物」を最適化するチャンスです。

  • オンプレミスでよいのか、クラウド型に移行するのか
  • 膨大なデータファイルを引き継ぐのか、それとも大幅に削減するのか
  • 業務プロセスの一部を見直すのか、それとも全体を刷新するのか
  • どこまでをマニュアル作業とし、どこにRPAを導入するのか

システムの大規模改修に対し、働き方改革の視点も加えて取り組むと、企業の生産性の向上が期待できます。

災害対策事例

国内の損害保険株式会社で、UiPath社のツールを導入したことにより、災害対応にかかる事故受け付け・登録業務・保険金支払いといった業務フロー全体の工数を40%削減した事例があります。ロボットを100台以上導入し、従来50人ほど必要だった業務が最小4名で対応可能になりました。これで削減したスタッフをお客様サポートへ再配置し、初動対応の迅速化と顧客満足度の向上につなげました。

経理業務事例

またある会社は、仕様が古いレガシーシステムからの請求書を毎日2,000通受領し、それらを基幹業務システムへ入力する前に内容チェックするという膨大な工数をかけていました。ところがRPAを導入したところ、買掛金回収プロセスから手作業がほぼ排除されました。

ロボットがメールボックスに届いた請求書を分類し、請求書の内容を検証したうえで、SAPシステムへの転記・保留・ブロックを選択。その結果、95%以上の正確性と、70%以上の経費削減を実現しています。

最後に

このように、UiPathプラットフォームは、企業にとって新しい働き方の可能性を開くものです。RPAの導入により生み出される時間という貴重な経営資源を、新たなビジネス創出やカスタマーエクスペリエンス向上に振り向け、企業の成長と従業員の新しい働き方を実現してみませんか。

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