セキュリティ・レーティング・サービスの活用事例をご紹介

自社のセキュリティ状況を評価し、対策の優先順位を把握できるセキュリティ・レーティング・サービスは、DXを安全に推進する上で欠かせない取り組みです。この記事では、セキュリティ・レーティング・サービスの主な活用事例について、解説します。

セキュリティ・レーティング・サービスの主な使い方

セキュリティ・レーティング・サービスの主な使い方は、次の3つです。

  • セキュリティのセルフチェック
  • セキュリティ評価レポート作成
  • 信用格付け・買収時の審査

自社のセキュリティ状況を自ら正しく評価し、サイバー攻撃への有効な対策を導入する上で、セキュリティ・レーティング・サービスは役に立ちます。

また、経営者層向けのセキュリティ評価レポート作成においても、セキュリティ・レーティング・サービスが活躍します。レポート作成業務を効率化し、質の高い報告が可能です。

更に、組織の信用格付けを裏付ける手段や、特定企業のセキュリティ対策状況の審査の一環として使用するケースも見られます

セキュリティ・レーティング・サービスの活用事例

セキュリティ・レーティング・サービスを導入する企業は増加傾向にあり、一定の成果も報告されるようになってきました。

1. 数百の関連会社のセキュリティ向上に貢献した電機メーカーの事例

世界各国に数百の関連会社を有する某大手電機メーカーでは、セキュリティ・レーティング・サービスの導入により、包括的なセキュリティ向上を実現しました。これまで、関連各社のセキュリティ担当者が独自に脆弱性を調査していましたが、画一化されたセキュリティ・レーティング・サービスを導入したことにより、脅威チェックを同じ指標で行い、関連各社が実施すべきセキュリティ対策を明確にしました。

参考:https://www.twx-threatintel.com/security-service/bitsight/

2. 取引先のリスク可視化を実現したIT企業の事例

インターネット関連事業を扱うあるIT企業は、これまで取引先のリスク評価を行う際、自前のチェックシートを使用していましたが、「客観性に欠ける」という問題を抱えていました。

そこでセキュリティ・レーティング・サービスを導入し、国際標準のセキュリティ指標を導入・実施できる環境にアップデートしたことで、強固なサプライチェーンの構築に成功しました。

参考:https://www.twx-threatintel.com/security-service/bitsight/

まとめ

この記事では、セキュリティ・レーティング・サービスの導入事例について解説しました。サービス導入による客観的な指標の獲得は、自社のセキュリティ強化やサプライチェーンの強化など、多様な効果をもたらします。

セキュリティ対策の軸にお悩みの際は、サービスの導入を検討しましょう。

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