【事例】セキュリティ対策の確立に成功したお客様事例をご紹介

セキュリティ対策の確立に成功した、あるお客様の事例についてご紹介いたします。
そのお客様には大きく以下のような課題が存在していました。

IT資産管理(100台以上のPC等)をExcelで行っている

・Windows Updateやセキュリティパッチの適用が個々の対応となっている

・サポート終了したOS (Windows 7) が散見される

・社外に持ち出したり、外注にレンタルしているPCもあるが管理できていない

PCに適用しているセキュリティソフトが一元化されていない

・最新の攻撃手法への対策ができていない

・セキュリティ対策が端末ごとに異なるためインシデント発生時の調査に時間がかかる

このような課題に対して、大きく2点の対応を行いました。

1. IT資産管理ツールの導入

2. 全社へ導入するセキュリティソフトを統一（EPPおよびEDR）

1.IT資産管理ツールの導入

IT資産管理ツールについてはクラウド版の製品を提案し、導入していただきました。
クラウド版を導入することで社内ネットワークに接続していない端末や外注にレンタルしている端末も管理が可能となります。各端末のOS Update等の制御を集中管理できるため、端末間のセキュリティ強度のばらつきを抑止できます。
また、資産管理の運用についてはお客様から弊社にアウトソーシングし、ご担当者様の作業負荷を減らしています。

2.全社へ導入するセキュリティソフトを統一（EPPおよびEDR）

全社の端末に対して、同一のセキュリティソフトを適用しました。
EPPはOS標準のソフト(Windows Defender)を適用することでセキュリティ強化すると共にコスト削減も行いました。
また、EDRを導入することで、EPP(パターンマッチング)では検出できない類のマルウェアも検出可能となります。EDRはSOCサービスが付属している製品を導入し、日々アナリストがお客様のセキュリティ状況を監視することでお客様の安心・安全な環境を継続的に維持することができます。

いかがでしょうか？IT資産管理のツール導入や全社的なセキュリティソフトの導入など社内での管理体制を一元化することによって、リスクの回避や、もしインシデントが発生した場合も効率よく調査を進めることが可能となります。情報漏洩など大きな事故が起きてからでは手遅れですので、対策として、社内の運用方法を今一度考えてみる機会を設けることをお勧めいたします。