既存ネットワークからSD-WANへ移行すべき企業の特徴や導入ステップをご紹介

コロナによる働き方の多様性により、ネットワークの柔軟性を確保・管理負担を軽減が可能な技術として注目されているのが「SD-WAN」です。今回は、既存ネットワークからSD-WANに移行すべき企業の特徴や導入のステップをご紹介いたします。

既存ネットワークからSD-WANへ乗り換えすべき企業の特徴

  • 企業のシステムがオンプレ指向からクラウド指向へのシフトを検討されている。
  • 複数の拠点があり、拠点間の距離が遠距離で、かつ拠点間の通信量が非常に多い。
  • センター拠点を介したインターネット(クラウド)利用に課題がある。
  • 既設のルータの老朽化が進んでいる。更改時期が近い。
  • 拠点間の回線を専用線など高価な回線サービスを複数利用しており非常に高いコストがかかっているが、普段は有効活用できていない回線がある。

上記のように、既存のネットワークの運用負担や通信量を問題を抱えている企業はSD-WANへの乗り換えによって恩恵を受けることが可能です。

SD-WAN導入のステップ

次に上記を踏まえて、SD-WANの導入のステップをご紹介いたします。

導入にあたって一番重要なポイントは、今後の企業ネットワーク・システムのあるべき姿を明確にし、現状とのギャップを埋めることです。その上でSD-WANへの移行は本当に有効な施策なのか、既存のネットワークをSD-WANへ移行する中で、互換性が確保できるのかなどの検討が必要となります。